高校入試
Solution 02

都道府県単位で共通の試験問題を志願する学校で受験する高校入試。約300〜400人の答案用紙を1~2週間後の合否発表に向け、その学校の教職員が実施します。合否に直結する採点ミス防止に向け、例えば1枚の答案を複数人で複数回チェックしたり、答案用紙をコピーし同時採点、結果を手作業で突合するなど現場レベルでは工夫がなされていますが、いずれも人の力に頼らざるを得ないのが実情です。
「百問繚乱」で高校入試も変わります。タブレットやPCを活用した受験もできます。合否結果が出た後、保護者の要望に応じて行われる「成績開示」もスムーズに。試験が終わると同時に環境を完全に閉鎖するなど、セキュリティ対策も万全。もちろんシステム構築は、スタッフがフルサポートします。

今までの高校入試
Before

Wチェックでムダな時間と答案用紙が…

ダブルチェック、トリプルチェックでは、答案が回ってくるまでの待ち時間、同時採点のためのコピーした答案用紙など、ムダが発生しがちです。

「400人規模」採点には時間がかかります

学校によっては、300〜400人の受験生の採点が必要となります。現状、10名にも満たない各校のその教科の教職員が分担で作業するのが一般的です。

「ミス厳禁!」緊張感で集中力が続かない

普段から採点業務に慣れている教職員といえども、入試となると緊張感が違います。短期間ではありますが、集中力を維持するのは大変です。

発表までの1週間、深夜までの作業は負担です

合格発表までの期間は1〜2週間。それまでに採点だけでなく、集計から諸手続きまで完了しなければなりません。当然ながら作業が深夜まで及ぶことも。

採点終了後も、得点入力ミスが怖い

採点が無事終わっても、その後、都道府県のシステムへの点数入作業があります。もちろん念入りに確認はしますが、それでも入力ミスは怖いものです。

「成績開示」答案を探すのが大変です

合格発表の後、保護者の要請があった場合には成績開示が必要となります。膨大な答案用紙から該当する受験生の答案を探し出す負担は大きいものです。

専門スタッフが徹底サポート、高校入試が劇的に変わる!
Strength

システムエンジニアが入試専用環境をご用意。

入試専用の環境を、スタッフが構築いたします。各学校単位でのドメイン準備、受験者マスタ登録などはお任せください。もちろん、現地とオンラインで先生向けの操作研修も実施可能です。

ベリファイ採点も活用、3段階作業で公平で効率的な採点を可能に。

まずは1設問ごとに2人体制で、自動採点システムで採点。不一致が発生するとシステムが検知するベリファイ方式を活用し、当該問題はリーダーが採点し正誤を確定。さらに正誤順ソート機能で最終確認も行います。

「設問ごとに採点」 複数人で分担作業もでき、効率化を実現。

「百問繚乱」シリーズは、設問ごとに採点できるのが特徴の一つ。一人が一枚の答案を全て採点するのではなく、分担して作業ができるため、劇的に採点業務を効率化できます。

採点後の得点データは、自動で出力。

受験番号・試験名・得点をCSVデータで出力できます。例えば、学校・教科・その他種別ごとに平均点を出し、Excelデータで保存することも可能です。

答案用紙はPDFで書き出し、開示請求にもすぐに対応可能。

○×マーキングや得点が記載された答案PDFを出力できます。データとして保管されているため、開示請求にもすぐに対応可能です。教育委員会も操作できるため、学校作業の負担軽減にも役立ちます。

最後はデータを消去し環境を閉鎖、安心のセキュリティシステム。

入試が終わったら、集計・出力後にはデータを削除。さらに、入試専用に構築した環境は閉鎖するなど、徹底したセキュリティ対策を講じています。他にも閉域網やVPNなどの設定も可能です(別途費用が発生)。

導入後の定期考査
After

採点作業を効率的に実施でき、合否が早く出せるようになりました。
○×の不一致をシステムが検出するので、ミスなく正確に判定できるので安心です。
忙しい学年末の時期、先生方が他の業務に時間をかけることができます。
開示請求もシステム上で行えるので、答案用紙は保管したままで安全なのが良いですね。

全体の流れ
Flow

step01 事前準備(マスタ登録・研修)

採点システムの作業 ※基本的にSE作業想定

①専用環境の構築
入試専用環境を構築し、集計・出力後にはデータ削除・閉鎖など、安全なデータ管理を実施致します。

②各学校ドメイン準備
学校単位で専用のサブドメインを発行、IP制限を行います。
※閉域網やVPNなどは別途費用が発生致します。

③受験者マスタ登録
受験番号リストをご提供頂き、SE作業にて登録を行います。
※個人情報取り扱いの観点上、氏名での管理は行いません。

④導入研修
現地orオンラインで先生向けの操作研修を実施します。

⑤サポート窓口
入試採点時に先生方が問い合わせ可能な体制を構築します。 ※電話・Backlog(連絡ツール)
※Backlogは、各学校のご担当者様にご利用頂く連絡掲示板です。マニュアル展開・質問対応・業者からの通知などを行います。

step02 試験当日

試験実施後 ※当日は業者がサポート

①試験設定(答案・配点)
各試験の模範解答登録・配点設定を行います。模範解答をご提供頂き、SE作業にて設定を行います。

②解答用紙スキャン
試験ごとに受験番号順に回収し、スキャンをします。
※答案画像は試験ごとにフォルダ管理。

③答案アップロード
スキャンした答案画像をシステムにアップロードします。
※欠席者はシステムでチェック→後日に単独アップロード・採点可

④受験番号と名寄せ
答案アップロード後、画面上で答案用紙・マスタの受験番号の一致確認を行う。
→答案の取り間違えミスを防ぎます。
※不一致の場合は、画面上で直接修正ができます。

⑤採点・結果確認
3段階で作業を行うことで、公平かつ効率的な採点を可能にします。

【1回目】1設問ごと2人体制にて採点。(選択肢問題は+AI自動採点)
※答案画像は試験ごとにフォルダ管理。

【2回目】2人の採点結果が不一致な問題をシステムが抽出。→リーダー採点にて正誤確定。

【3回目】『正誤順ソート機能』を用いて、 すべての設問の採点結果を最終確認。
※答案画像は試験ごとにフォルダ管理。

よくある質問FAQ

採点するのは一人ですか?複数人での採点・チェックはできますか?

設問ごとに他の先生と採点分担することができます。同じ設問を2~3人が別々で採点して、結果の一致・不一致を判別する「ベリファイ採点機能」もあります。

答案の取込ミスが起きないか不安です。

答案アップロード後は、受験者マスタと答案の氏名を切り出した画像を一覧で見ながら確認ができます。採点後も、出力する答案PDFに受験者氏名を印字して、再度確認できる仕組みとなっています。

受験者からの成績開示請求にも対応していますか?

採点結果や答案PDFはシステムに保存されていますので、いつでも閲覧・出力ができます。アカウント付与することで、教育委員会が直接対応することもできます。

「高校入試採点業務」をサポートするシステム
Product

百問繚乱

答案用紙をスキャニングし、PC上で採点を行うブラウザ型の採点システム。画像AI技術により、大幅な採点時間の短縮と採点・集計ミスの軽減をもたらします。採点業務を複数の先生方が同時に行うことも可能です。

百問繚乱CBT

これまでのCBTの常識を変えるのが当社のシステムです。従来の紙テストとの併用や、手書き文字への対応など、採点システムのノウハウを活かした最適なCBTシステムをご提供致します。